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ドールと声優と服と妄想で出来た詩依の日常。
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最近父と母が穏便になっているので、娘としては嬉しい限り。


というのも父は
ふてぶてしくて俺様で、分からず屋で人の話なんか聞かない、どうしようもない男です。(娘だから言うんですが…)


で、母は我慢して我慢して破裂してしまうタイプです。


母はそんないい加減な父に嫌気がさしていたらしいのですが、私と兄がいる前では仲良さそうに振る舞っていました。

兄が大学で家を出た頃から父と母が顕著に険悪になりました。

顔を合わせても一言も話さない
話しても喧嘩腰
一人になると物に八つ当たり、愚痴

私は「兄にさえばれなければ私にはいいのか」と卑屈になりました。

それから母のことも父のことも嫌いになっていました。

でも大学に合格した時に母は泣いて喜んでくれて、
でも父はお金のことしか口にしてくれなかったので、
私は父だけを嫌うようになりました。

大学の時に友達に家族のこういう話を愚痴として話すはずが
気がついたら号泣してて。

今考えたら何で自分、泣いたのかなあと恥ずかしい限りなのですが。(恐らくその時の友人達はドンビキだったに違いない。

多分うちの父と母は兄がいなきゃ家庭がうまく回らないんだ。
自分じゃ役不足なんだ、自分は必要ないんだと思っていたんだと思います。



私が実家を離れて、兄が東京に行って、
しばらくしてから父と母と会うと、
二人は会話をするようになっていました。

無愛想でぶっきらぼうな父も、良く話しかけてくるようになっていました。


父が外出中に母から話を聞くと、
父は兄弟間で仲が悪く、親戚同士がいがみ合う家系でした。

それを知って、母は、親戚の間でもまともにコミュニケーションが出来ていないのだから、
せめて家族の中では、私だけは分かってあげなければ、可哀想だ。

と思うようになったそうです。

要するに同情なんですが(笑)
母が父に対してそう思うようになったのは進歩だし、歩み寄ってくれたのが嬉しかったです。



父も、何となく母の変化を察したのか、
母に良く話しかけたり、会話をするようになりました。


先日家族3人で焼き肉に行ったんですが、昔だったら母と私の二人だけの焼き肉になっていたと思います。

家族の潤滑油の兄がいなくても
私だけでも父と母が一緒に会話をしながら食事が出来た
それだけでもご飯がおいしく感じました。



この母親と父親がいて自分が存在しているのだから、
根源の二人が崩壊していたら、
二人から生産された子供としてはやっぱり息苦しいものです。

父と母も
年を重ねて大人になったということかなあ…(-w-)ナーンテ

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