ネカミとネショウ

睡眠中に無意識で起こる現象と言えば

寝言
いびき
歯軋り
おねしょ

などですが、私は上記ではなく

ネカミ
と
ネショウ
が起こります。


両方波砂の造語ですが、ネカミとは…

寝ながら噛むことです。

どこを噛むのかと言うと口の中です。

舌、頬の内側、唇の内側、まれに舌の裏(どうやって？とは私が聞きたい)。


これがまた、骨付き肉か厚焼きのしょうゆせんべいでもかじるかの如く、最大級の力で噛むもんで、
猛烈な痛みで目が覚めるという。


別に山盛りのフライドチキンの夢とか、あと1点で学年トップになる夢とか見てた訳でもなく、
唐突にネカミが起こるんです。

…それから痛みに耐えながらの食事が1週間程続くわけです。


次にネショウですが、寝正月とか「おねしょ」のかっこいい言い方ではありません。

漢字で書くと

寝笑



はい。
寝ながら笑ってしまうのです。

しかもクスクスとかニヤッとかではなく

「っぶはっ！」
と吹き出し笑いです。


これまた特にどのお笑い芸人よりも面白いコントとか、1千万の宝くじを当てた夢を見たわけではありません。

非常に、史上最大にくだらない、ナンセンスなつまらなくしょぼいシャレを
名前も顔も知らないそこら辺のおっさんが、何度も私にしつこく言ってくる

という、現実なら警察呼びますよ級の迷惑行為なんです。

でも何故か夢の中ではもう果てしなく面白くて我慢できずに笑ってしまうと、
現実でも笑ってしまっているのです。


そして自分の笑い声で目が覚め、
(どんなギャグだったかは覚えてないが)あんなつまらないことで笑ってしまった自分に若干の嫌悪感を抱きながら二度寝するのです…。




何故いつも知らんおっさんなんだ…

たまにはもっと面白いことで笑わせてくれ…