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ドールと声優と服と妄想で出来た詩依の日常。
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先日3日に父方の祖母が亡くなりまして。
3日間お葬式のために休んでた訳ですが。

このおばあちゃんとは実は楽しい思い出っていうのがなくて
子供の頃、実家に遊びに行っても農業ばっかりで遊んでくれないし
カタブツだったから笑い話も冗談も言い合わないし。
家は狭くて古くて、ワラジ虫は出るしクモの巣だらけだし。

母方の実家と父方の実家が徒歩で10分くらいのお隣さんで
母方の実家の方に年下のいとこがいたので、いつも実家に帰ったらそっちばっかり行って遊んでました。

両親は実家に帰ったら農業を手伝うので、子供は結果的に暇になっちゃうので
母方の実家にいりびたったり泊まったり。
父方の方にはごはん食べたり寝たりお風呂入ったりとかそのくらいしかしてませんでした。

私が大きくなって
実家に帰らなくなった頃には、おばあちゃんが一人で暮らせない年齢になってて
良く私の家や親戚の家に泊まり歩いていたんですが

もう痴呆が来てたのと、「臭い」っていう理由で良い印象じゃなかったんですね。
その時は私は学校の友達と遊んでいる方が楽しかったし、その時に葛藤してたピアノの練習やら学校の勉強やら
自分の事で精一杯。

部屋でピアノを練習してたらノックも無しに入って来られて
「いい音だね」って言われました。

その時は「何、勝手に入って来てんの!」ってそこで弾くのをやめちゃって
外に遊びに行ったんですが

今思えばばあちゃんに誉められたのは後にも先にもこれだけでした。



それからは夏休みとかの長期休暇の度に来るばあちゃんのことが煙たくて
いつ帰るのかばかり親に訴えてた記憶しか無いです。

いつの間にか夏休みになってもばあちゃんが来なくなって
気がついたら話題にも頭の片隅にも思い出さなくなってた頃の訃報でした。



もし私がもう少し大人の時にばあちゃんと接していたら
もう少し違う思い出が出来てたのかなと思います。

お葬式ではばあちゃんに
「好きじゃなかったけど、嫌いじゃなかったよ。お疲れ様」
と伝えて別れました。



じゃあね。
ばあちゃん。
じいちゃんと久しぶりの再会、楽しんでね。

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